コロナ融資ドットコム編集部です。
新型コロナウイルスが全世界で蔓延しており、中小企業の皆様におかれましても様々な影響が及んでいることと推察します。
本日は資金繰り難の時代を乗り越えるための資金調達手法についてまとめてみました。
結論から言うと、以下の3つになります。
この記事を読むことで、資金調達の種類について大まかな理解ができることでしょう。
資金を融通すること、つまり、資金の出し手からお金を借りることを言います資金の出し手とは銀行・政府系金融機関・ノンバンクに大別されます。
1.銀行
銀行と一口に言っても種類はたくさんあります。
2.政府系金融機関
中小企業が関わる政府系金融機関は2つです。
3.ノンバンク
ノンバンクとは銀行以外の金融機関を指し、お金を貸すなどの与信業務に特化した金融機関です。
銀行との大きな違いとして、ノンバンクは預金の受け入れを行わないことが挙げられます。貸金業法という適用される法律が違うためです。
ノンバンクの一例としては、消費者金融会社、クレジットカード会社及び信販会社が代表的な機関です。
資産売却は銀行や政府系金融機関から融資を受けられない時に有効な手法となります。
資産売却による資金調達は主に3つあります。
一つずつみていきましょう。
1.ファクタリング
ファクタリングは自社が保有している売掛債権を第三者に譲渡して、早期に売上の資金を回収する手法を言います。
ファクタリングは法人からの売掛債権であることが前提となることに注意が必要です。
2.セールアンドリースバック
セールアンドリースバックは固定資産を売却して、その後にリースをすることで実質的に資金調達を行う手法です。
3.金融資産の売却
金融資産の売却はその名の通り会社が保有している金融資産を売り払って現預金に変える手段です。
主に売買目的有価証券の売却や保険の解約が該当します。
銀行から融資を受けられない、売却できる資産もないとなると、最後の砦として知人からの調達があります。
知人から借入を行うときは「借用書」を作って貸し借りがあった事実を書面化することが重要です。借用書のフォーマットですが、こちらのページが詳しいです。
なお、知人からの借入は最終手段であり、できるだけ使わないようにしましょう。